東京ビックサイトにて写真展が開催されました。
東京ビックサイトで開催されました写真展の内容や会場の様子を御紹介します。 2008シニアライフEXPO
特別企画 山中順子写真展
「母なるシマ、生命の島」
~群島・奄美 長寿・100歳の世界観~
鹿児島と沖縄の間に浮かぶ奄美の島々。人口12万8千人の群島ながら、これまで2人の「長寿世界一」(ギネスブック)が輩出したほか、現在も100歳以上の長寿者が119人も暮らす(2007年9月15日現在)。名実ともに「長寿の島」である。その群島に写真家・山中順子が7年間通いつめ、島の人々と寝食を共にしながら、自身の野生の器官が響くままに長寿者を撮り、取材してきた。一体、奄美の長者はどのような空間で、どのような身の置き方をしてきたのか。その生命力を育んだ奄美とはどのような島なのか。それは、現代に生きる私たちや未来の暮らしへどのようなメッセージを送っているのか。群島・奄美と1人の写真家の共鳴が奏でる深い優しさと永遠の生命の響きを、写真や現地から届けられた彩りと香りと味で立体的に表現。静かに身を置くだけで、未来への可能生の触感をすくい取れる深い生命空間を提示した創造と想像の写真展。
長寿 100歳・生命の生活空間
会場に展示された珊瑚の石垣で創った円形の聖地ミヤー(祭り広場) 会場の表には群島奄美・長寿100歳の方々の眼差しの写真約20点を展示。内側には60点のシマの内面を撮り下ろした写真が展示されています。生命の生活空間として表現。心臓部分はグンギン(シマのこころの眼)を展示しました。
その一つがグンギン・イビガナシ。シマの入り口。
シマには天と地に2つの守り神(自然石)があります。山にあるのはグンギン(権現)で火の用心、航海安全などを祈願。集落の中にあるのはイビガナシ(五穀豊穣、集落安泰を祈願し、祭りの振りだしの場所)で集落の安泰、繁栄を祈願します。三方を山に囲まれたシマにとって入り口は海ですが、私にとっての入り口は汀(みぎわ・なぎさ)とイビガナシのある聖地。そこは、シマの先人たちの記憶が詰まった時空間であり、互いに交信し、未来への力を頂く場所でもあるからです。グンギンは旧暦の9月9日に祭りが行われ、イビガナシは秋の豊年祭の時に「振り出し」(祭りの始まり)となる重要な存在です。
会場の入り口にはイビガナシを展示。砂、木、珊瑚の石垣・・・、それらの全てが奄美から運ばれてきました神聖なものばかりです。ソテツと一緒に展示しました。
入り口にはグンバイヒルガオの根をびこらせ、海から山を繋ぐ路、聖なる空間、カミミチとしても表現してあります。かすかに潮と草の匂い、シマ(集落)が漂ってきます。
奄美群島の深層を5感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)と6感を立体的に表現しました。

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